おからの日記

最近,おからに改名しました

TAAI2019で発表してきた

初めての学会発表に行ってきました. 忘れないうちに色々書いておこうと思います. f:id:akari000:20191129132926p:plain

目次

自分がやっていたこと,思ったことなどをばーっと書いていきます.
- 研究の進め方
- 論文
- 発表

研究の進め方

やったことは全て書くようにしていました.
というよりも,やることを先に決めてタスクに切り分けてgithubのissueにするようにしていました.こうすることで,記録漏れや無駄な作業はかなり少なくなりました.ミーティングで先生や企業の方に進捗を共有するのもissueを見せればいいだけなので楽でした.企業の方や先生からのフィードバックはコメントとして残すようにしていました.

私は手が先に動いてしまうタイプで,「一旦立ち止まって考えてから手を動かすといいよ」と前バイト先の社長にアドバイスしていただいてからこういうやり方をするようになりました.まだ欠陥はあるので今も試行錯誤してます.

グラフや結果はできるだけ綺麗な状態で保存しておくようにしました. その時の環境,データ数,データ,コードの変更(issueと紐づけてbranchを切るか,commitのURLを載せるかしています)も全て書くようにしました.あとあと見返したときにどんな実験の結果か正確でないと実験し直しになるので...

論文

ページ数の制限があり,4ページから6ページでした. 日本語でしっかり書いても,そのまま英語にできないことがあるので,
日本語では箇条書きでポイントだけを書きました.
この時に全体の流れを決めました.有名な学会に出している他の人の論文を見てみて,どんな書き方があるのかなと調べました.
私の場合は,abstract, introduction, datasets, experiments and results, conclusionsという流れにしました.

論文の英語は校正に出しました. 何日で見て欲しいかも選べるようになっていて,2日とかだとかなり高くつくので早めに出しておく方がいいなと思います. 私が出したところは1単語何円と決まっていて,3日くらいで帰ってきました.噂には聞いていましたが,赤字でびっしりでした.

こちらの意図を読み取ってくれないところもあるので 日本語訳と一緒に出すようにすると良いです.

発表

日本語の場合,発表資料は出来るだけ文字が少ない方が見やすいですが,英語での発表だったので,大事なことは全部発表資料に書きました.理由は大きく二つあって,発音の問題で伝わらないことを避けるためと,パワポのノートをがっつり読まないようにするためです.

発表は研究室の先生や留学経験のある友達に何度も見てもらいました.英語での質問もしてもらいました. 質疑応答対策ですが,発表直前に考えられる質問事項をできるだけ書き出しました.質問リストを研究室の先生にみてもらいアドバイスをもらいました.

f:id:akari000:20191129132749p:plain

今回,嬉しいことに踏み込んだ質問をもらえたのですが日本語でも答えるのが難しいような質問でうまく答えられず... 発表後に質問してくれた方と質問内容についてディスカッションしました.質問事項だけでなく,答えられない問題や,回答が長くなる場合にどうするか考えておくと良いなと思いました.
自分の発表以外にも,同じ分野の発表を聞けるのもとても勉強になりましたし,英語でこう表現するんだな,など発見がありました.またたくさんの人と繋がりができたのが大きかったです.次は三月に国内で学会発表があるのでそれに向けて研究です.