VSCでJavaのデバッグをする(mac)
学校でjavaを使う課題があるためよく使っているvscでデバッグができるようにしてみました。
1.JDKのインストール
まずはjava自体のインストール。
$ java -version
これで何も出てこなかったらJDK ( java development kit )をインストールする必要があります。
ここから今回は Java SE Development Kit 8u191
の Mac OS X x64
をインストール。
Java SE Development Kit 8 - Downloads
インストールが終わったら,$JAVA_HOME
の設定をします。
まずはJAVA_HOMEに設定する場所(使うjavaのパス)を調べます。
$ /usr/libexec/java_home
$ export JAVA_HOME=
さっき出てきたパス
これでJAVA_HOMEの設定完了です。 設定できているかは以下のコマンドで確認できます。
$ echo $JAVA_HOME
2.VSCの設定
まず ⌘ + ,
で設定画面を開き,「設定の検索」に javahome
と入力。
「settings.jsonで編集」を選択します。
このような記述があるとと思うので,「ペンのアイコン」→「設定にコピー」を選択し設定を書きかえます。
"java.home": "さっき出てきたパス"
メニューバー →「ターミナル」→「タスクの構成..」 → 「テンプレートから tasks.json を生成」→「others」(これは任意)
を選択。
作られた vscode/task.json
の中身を以下のように書き換えます。
{ "version": "2.0.0", "tasks": [ { "label": "build", "type": "shell", "command": "mvn compile" } ] }
$ mvn --version
でmvnがインストールされているか確認し,されていない場合以下のコマンドでインストール
ここまでで実行ができるようになります。 次にデバッグ関係の設定をしていきます。
メニューバー →「デバッグ」→ 「タスクの構成を開く」 すでにクラスが定義されているjavaファイルがあればaunch.jsonに自動で書き込まれているはずです。
{ "type": "java", "name": "デバッグの種類を選択するときに表示する名前", "request": "launch", "cwd": "${workspaceFolder}", "console": "internalConsole", "stopOnEntry": false, "mainClass": "クラス名", "args": "", "projectName": "プロジェクトの名前(プロジェクト一番上のフォルダ名)" }
これで,画面左上の三角ボタンをクリックすると先ほど設定した"name"の一覧が表示され,対象を選択したらデバッグが始まるようになります。 src/ の配下に javaファイルを置けばうまく行きますが,他の場所に置く場合はまた別の設定が必要。これについては近々書こうと思います。
参考にした記事