おからの日記

最近,おからに改名しました

VSCでJavaのデバッグをする(mac)

学校でjavaを使う課題があるためよく使っているvscでデバッグができるようにしてみました。

1.JDKのインストール

まずはjava自体のインストール。

$ java -version

これで何も出てこなかったらJDK ( java development kit )をインストールする必要があります。 ここから今回は Java SE Development Kit 8u191 の Mac OS X x64 をインストール。

Java SE Development Kit 8 - Downloads

インストールが終わったら,$JAVA_HOME の設定をします。 まずはJAVA_HOMEに設定する場所(使うjavaのパス)を調べます。

$ /usr/libexec/java_home

$ export JAVA_HOME=さっき出てきたパス

これでJAVA_HOMEの設定完了です。 設定できているかは以下のコマンドで確認できます。

$ echo $JAVA_HOME

2.VSCの設定

まず ⌘ + , で設定画面を開き,「設定の検索」に javahomeと入力。 「settings.jsonで編集」を選択します。 f:id:akari000:20181023215741p:plain f:id:akari000:20181023215920p:plain このような記述があるとと思うので,「ペンのアイコン」→「設定にコピー」を選択し設定を書きかえます。

"java.home": "さっき出てきたパス"

メニューバー →「ターミナル」→「タスクの構成..」 → 「テンプレートから tasks.json を生成」→「others」(これは任意)  を選択。 作られた vscode/task.json の中身を以下のように書き換えます。

{
    
    "version": "2.0.0",
    "tasks": [
        {
            "label": "build",
            "type": "shell",
            "command": "mvn compile"
        }
    ]
}

$ mvn --version

でmvnがインストールされているか確認し,されていない場合以下のコマンドでインストール

$ brew install maven mvn -v (確認用)

ここまでで実行ができるようになります。 次にデバッグ関係の設定をしていきます。

メニューバー →「デバッグ」→ 「タスクの構成を開く」 すでにクラスが定義されているjavaファイルがあればaunch.jsonに自動で書き込まれているはずです。

{
            "type": "java",
            "name": "デバッグの種類を選択するときに表示する名前",
            "request": "launch",
            "cwd": "${workspaceFolder}",
            "console": "internalConsole",
            "stopOnEntry": false,
            "mainClass": "クラス名",
            "args": "",
            "projectName": "プロジェクトの名前(プロジェクト一番上のフォルダ名)"
        }

これで,画面左上の三角ボタンをクリックすると先ほど設定した"name"の一覧が表示され,対象を選択したらデバッグが始まるようになります。 src/ の配下に javaファイルを置けばうまく行きますが,他の場所に置く場合はまた別の設定が必要。これについては近々書こうと思います。

参考にした記事

Java開発環境をVisual Studio Code で整える | Solutionware開発ブログ

JAVA_HOMEについて