株式会社ビルディットでのサマーインターン
5月から2ヶ月半、株式会ビルディットのインターンシップに参加させていただきました!
株式会社ビルディット
圧倒的に成長したい
そもそも私がビルディットのインターンシップに参加したのは,学校での勉強だけで自分が技術者になれる気がしないと思ったことがきっかけです.学校で学ぶことは専門的な内容が多いですが,これが実際にどうサービスに活かされるのか,今まであまり実感がわきませんでした.実戦を通して今まで勉強したこととリークさせらたらと考えていました.
また理数系が好きで高専に入ったのですが入学後吹奏楽にどっぷりハマり,プログラムは授業でしか書いていませんでした.この差を取り返したい,という思いでした.
最初の面接
インターンで何をやるか社長の富田さんと相談. この時の私のプログラム歴が
・C言語 ...2年半くらい(学校でやってた)
・python ...1ヵ月
・ruby ...2週間
ほぼC言語しか書いたことがなく,できることも具体的に
イメージできてない状態でかなり助言をもらったと思います.
もう一人のインターン生
同い年ですが彼はjavascriptとpythonの技術スタックがありかなり助けられました. 彼もインターンのブログ書いてると思うので見てあげてくださいー
やったこと
本記事には技術的なことよりは,どうプロジェクトを進めていったかについて書いていこうと思います.
まず勉強
まずは4日ほど,会社の人に教えてもらいながらjavascriptの勉強.
↓使った教材
progate (公式HP)
nodeschool (公式HP)
Diggerプロジェクト
インターンの課題として,sakakendoとチームを組んでDiggerというサービスを製作しました.
リリースしたやつです.→Digger
簡単に説明すると、ツイッターからファボした投稿の分析をして興味のありそうな投稿を通知します.通知する投稿のフィルターには感情分析も使ったのでポジティブな投稿だけ見ることもできるようになっています.詳しくは新しく記事を書こうと思います.
プロジェクトの進め方
プレスリリースとインセプションデッキを書く
誰のために作るのか、どんな機能があるか書きます. 難しかったのが,やらないことを決めるところですね.本当に欲しい機能が何なのか考えるきっかけになりました. 2ヶ月半の中でもこれを見返すと方向性がずれてることがあったので優先順位の指針にしたり軌道修正 ができたり後々にも役立ちました.これは学校でやる開発でも書くようにするべきだと思います.1日の終わりに進捗と明日のタスクを共有
これは優先順位が二人でずれてきたと感じて途中から足しました. ここで分担を細かく調整したりしていました. 全体的にsakakendoは環境構築や全体設計,私は分析系と個々の機能実装をすることが多かったです.スプリントを切る
プロジェクトを進める時の小さな区切りをスプリントと呼ぶらしいです. 今回はだいたい一週間ごとにスプリントを切って, 最初に次のスプリントまでのタスクを考えます. 終わった後の振り返りでは Keep, Problem, Tly を書き出しました. 最初はあーなんか学校のレポートみたいだなと思っていたのですが,例えばgithubのissueの粒度について言及するところなど,目をつけるところが違いました.必須な機能を明確にする
これはリリースの前にやったことです.改めて残タスクをみると,これ必須ではないなーと思う機能がかなりありました...成果発表
最後に社内プレゼンという形でどんなものを作ったか発表しました. 質疑応答ではもっと良い分析の仕方や,サービスの使いかたの広がりなど,前向きな意見をいただきました.
得られたこと
細かいスパンで振り返りと進め方の見直しをしていたので、前に自分が書いた振り返りを読んでみるとかなり変わっていて成長を実感できました. 例えば,issueの開始条件と終了条件が曖昧になって一回のプルリクエストでの変更にまとまりがなくなったことがあり,特にissueをどう作るかはインターンの前と後で大きく変わりました. が,まだまだ自分が納得のいく粒度で作るのは難しいです..
サーチ力に関しても,ビルディットの方々やsakakendoが何か調べるときにどういうプロセスを踏むのか盗もうとしてるんですが,なかなかものにできないですね. 英語のドキュメントの苦手意識は軽減しましたが調べる力をもっとつけたいです.
他には環境の統一の仕方を色々試してみたり,チーム開発をしたことも良い経験になったと思います. ビルディットの人たちに機能や設計、デザインなど色々な方面からアドバイスを貰えたことで知見を広められ,考え方も変わりました.
終わりに
インターンでの課題はひと段落しましたが,その中でこれもっと深くやりたいなあと思うことがたくさん出てきて,それにとりかかるのが楽しくもあります. ビルディットの方々は,忙しいのにも関わらず個々のレベルに合わせて丁寧に説明してくださるので質問しやすい良い環境なのが素直にすごいなあと思います.
今後はアルバイトとしてビルディットで働かせてもらえることになりました. 足りないところが山ほどあるので,早く戦力になれるように勉強します.
この夏,本当に良い経験ができました.
ビルディットの方々とsakakendo,ありがとうございました!